もっけ

熊倉隆敏作 もっけ 全9巻

物の怪を感知してしまう姉妹の成長物語です。
栃木県(多分)の片田舎で、その道に通じた祖父の元で育てられている二人。
静流は物の怪が見えてしまう少女。描かれる時期は中学から高校にかけてです。物の怪について自分なりに調べています。
瑞生は物の怪に憑かれやすい(好かれやすい)少女。静流の妹で、描かれる時期は小学校から中学にかけてです。

基本的に一話完結形式で構成されています。
姉妹たちの日常生活の中に、時折現れては去っていく物の怪たち。
それとともに成長していく姉妹。

田舎っぷりが淡々と描かれていて、残しておきたい田舎の情景といった感じ。
携帯電話もないし!

アニメでは水樹奈々さんが子供らしく瑞生を演じていて好感度が高かったです。
静流は川澄綾子さんのお姉さんらしさがかなりマッチしていました。
実力派な声優さんが揃っていて大満足なデキでした。