高野宮子(4)

高野宮子さんを知ったのは、スピカ(幻冬舎ウェブコミック雑誌)を読むようになってからです。
スピカを読むようになったきっかけはなんだろうなー。創刊の頃は無料で配布してたからでしょうか。
しかもダウンロード形式なので、当時のものはまだ現役。今はシステム変わっちゃいましたが…。
須賀しのぶさんの流血女神伝船戸明里さん→あんだろ→スピカ…かなぁ。
というわけで、スピカ創刊時(だと思う)から掲載されていた作品です。

フラワーガーデン 全一巻 (幻冬舎コミックス
世にも仲良しな4人姉弟(椿ちゃん(姉)・もも・さくら(女の子の双子)・紅葉(唯一の男))の物語です。
話は、椿、もも&さくら、紅葉、家族みんな、とそれぞれを主人公にした連作短編形式。
 
家族のゆるゆるな仲良し具合が最高です。
専業主婦なおかあさん、男子校の新任教師の椿、同じ高校に通ってるももとさくら、小学生の紅葉…そして海外に単身赴任中のおとうさん。
おかあさんとおとうさんのなれそめがギャグで。つっこんじゃうけどいいなあ、と思う。
今から思えばちりとてちんのおかあさんと似た雰囲気があります。
単身赴任中のおとうさんが買ってくるお土産が、子ども達の成長を考えないチョイス(人形とかおもちゃとか)でかわいいなぁーと思う。
世俗からちょっとはずれちゃった感じがいい。
 
この作品を読んで高野宮子さんを追っかけようと決めました。
長編連載よりも短編連作の方がキレがよくてかっこいいと思うのは私だけでしょうか
(パタはみ調で)