旅立ちの日に

3月31日に書こうと思っていたのに、結局忙しくて携帯に溜めたままになっていた残念文章です。
4月1日にも間に合わないってどれほど……?
もういいや、原文ママです。
大学に入ってから、修士課程に入り、なんやかんやと6年間を過ごしました。
その6年間では、好きな分野を学び、いろんな世界を広げてくれる友人と共に、すばらしい先生方に囲まれて、充実した日々を送ることができました。
私はとても幸せだったと思います。
ここで学べて本当によかったと思いました。
 
で、明日から何をするかというと、また学生を続けます。生産活動に携わらない、ぶっちゃけ社会に必要とされない人間になります。
そんな時期を乗り越えることを含めて、研究者になりたいと思ってしまったので、仕方ありません。
この道で生きていきたいとの、覚悟の上です。
 
この記事のタイトルは明るめに旅立ちの日としましたが、決して涅槃だとか現実逃避を意味する旅立ちではありません。ご心配なく。
どんな意味合いかというと、なんと私は4月から東京に通うことになりました。本郷のキャンパスです。学歴ロンダリングも甚だしいですほんっとすみません。
(私が行く専攻は、最近は学部からは一切進学してこないようです。優秀だからこそ、みんな4年で社会に出て働いています。偉いね。当たり前だよね)
 
だから、宇都宮を旅立ちます。…あと3年間宇都宮で研究するという選択肢もありましたが、あまりに一つ処にいて老害と言われるのも悲しいので……泣(冗談です。そんな悪いこと言う人は宇都宮にいません、たぶん)
鷲宮→大宮→宇都宮、と宮が続いてて気に入ってたんだけどね!ちと残念!
 
勉強が好きなのねー
まだ学生やるの?
(学生生活は)もういい
 
等々、いい加減にしとけ的な呆れられロード・長く険しい先の見えない道へと進むことになりますが、こんな人間が一人くらいいてもいいよね、と前向きに生きていこうと思います。
 
今のような時代に、働かないでいることは本当に申し訳ないです。
消費できる額も将来借金となる奨学金頼みですし(今年通るかな…)
半人前です。
 
ですが、自分に選択が許された道で、いくらかでも誰かの穏やかな暮らしの1ピースになれたらな、とそれを念じてあと3年間、世間にお世話になります。
 
最後になりますが、このたびの震災で被害に遭われた方々に、心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。
また、被災地で救援・復興に当たられている方々に、深い感謝の気持ちを捧げます。
それ以外の地域でも、ライフラインの復旧関係や公務員としてのお仕事、そしてご自分のお仕事を全うしてくださる方々のおかげで、社会はまわり、私や家族や多くの人が生活することができています。
 
これから先、どんな世界となってしまうのか、まだ想像の域を出ませんが(想像もつきませんが、が正しいのかもしれない)、なにがあろうと、農家の方々が頑張っているからには、私も頑張ります。
よし、頑張ろう。